3月12日と13日の2日間、経済労働委員会が開催されました。今回は初日の11時より経済労働委員会と県民環境委員会の連合審査会が開催されました。特に話題に上がったのが、地球温暖化対策事業費で先進環境対応自動車導入促進費補助金と、水素社会実装推進事業費として燃料電池商用車燃料費補助金についての詳細の説明があり、今後台数を精力的に増やしていくとの方針が示されました。
午後1時から経済労働委員会が開催され、付託議案に係る質問が議員5名から、一般質問も同じく5名の議員から提案されました。私も今回は一般質問を行いました。「女性起業家育成事業について」がテーマです。県はスタートアップ支援の一環として、女性起業家を育成する事業を始めます。この事業の目的やSTATION Aiにおける女性起業家の状況や育成事業の内容について質問を行いました。
3月8日の国際女性デーに合わせて、「地域からジェンダー平等研究会」が「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」を公表し、愛知県は政治の順位は23位から16位に上がり、行政も20位から18位にわずかですが上がりましたが、経済では29位から34位に後退し、「フルタイムの仕事に従事する男女間の賃金格差」は前年比で7千円強広がって9万4千円で43位という結果でした。
女性起業家の増加は、経済や社会に多大なメリットをもたらし、多様性に富む視点や柔軟な発想が、イノベーションを促進し、地域や業界の活性化につながることが期待されています。昨年オープンしたSTATION Aiをもっとアピールし利用してもらうことで、女性起業家の背中を押すことになり、女性の活躍する機会が増え、愛知のジェンダー・ギャップ指数を上げることにつながります。
女性起業家は利益よりも人の為に、世の中の為に、自分の生きがいとしてという熱い思いが優先されてしまうようです。しかしせっかく始めた事業は継続しなければ意味がありません。大村知事は「女性の起業家を育てたいというのはSTATION Aiの大きな目標の一つ」と言っています。STATION Aiを大いに利用し、女性起業家の活躍を後押ししてほしいと要望しました。
※詳細は議会レポートをご覧ください。